プレミアリーグプレビュー

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プレミアリーグ 2020-21 プレヴュー No 3: ブライトン

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Graham Potterの2シーズン目が始まり、次なる段階へ進めるようなスカッドづくりをしている。13位を超えて、新たなクラブの歴史を作れるだろうか。

 

(9月1日に出た記事を翻訳しています)

 

Guardianの記者による順位予想: 16位

優勝のオッズ (via Oddschecker):1/500

 

Chris Hughtonが5年務めた後のGraham Potterの1シーズン目の昨シーズンは、完ぺきと言えるものではなかった。Brightonは、30年以上かけてチームをベストの状態に戻すこと、プレミアリーグを2シーズン残留することに貢献した戦術に明らかに慣れてしまっていた。そのため、Hughtonを解任するという勇気のある決断は、新監督が違うアプローチから進歩させようと苦労しているのを見ると、急ぎすぎたのではないかと感じる。

2月の終わりに、ポゼッションを支配し、23本シュートを打ったにも関わず、Crystal Palaceという宿敵に初めてホームで負けてしまったとき、降格という嫌な音が聞こえてきたような気がした。しかし、ホームでArsenalに勝ち星をあげ、ロックダウン後、6月中の初勝利を得て、残留への大きな安心材料となった。たとえ、ホームでManchester United、Liverpool、Manchester Cityに11失点をしようとも。

Lewis Dunk、信頼できるMat Ryanがゴールを守り、冬の補強でChelseaから£4mというバーゲン価格で獲得したTariq Lampteyにより、しっかりとディフェンスを整理された。Lampteyのおかげで、今シーズンも右サイドバックに悩まされることはなくなるだろう。さらに、オランダ代表の経験豊富なJoël Veltmanがディフェンスにより選択肢を増やしてくれるだろう。

今シーズンの最優先事項は、得点の形を探すことだろう。Brentfordから加入したNeal Maupayは、昨シーズン通算10ゴールを達成するなど、光は見えてきてはいる。

Leandro TrossardとAaron ConnollyはMaupayに次ぐスコアラーであり、5得点と4得点、それ後ろは、DunkとAdam Websteが3得点となっている。Liverpoolからフリーでの加入となったAdam Lallanaは、32歳で、全盛期は過ぎたと思われるが、この問題を解決し、成功へと導く最高の方法と言えるだろう。

Wiganから獲得した評価の高い18歳のJensen Weir(元EvertonとRangersのディフェンダーのDavidの息子でもある)は、彼の実力を十分に証明してくれるだろう。しかし、イングランドのユースインターナショナルは中盤での地位を確立するために厳しい競争に直面している。

Dale Stephensからポジションを奪ったYves Bissoumaは、Arsenalの移籍も噂されるようになり、2018年にLilleから£15mで移籍してから厳しい18ヶ月を乗り越え、彼の成長は、Potterが用意するの戦術の重要な存在となる。アルゼンチン代表で9試合出場経験のあるAlexis Mac Allisterは、昨シーズンはBoca Juniorsにローンに出されていたが、Brightonが狙う、1982年にMike Baileyが指揮のもと13位を達成したシーズンを上回る目標に、重要な役割を担うことになるだろう。

Elland Roadでのローンが成功に終わって、Leedsが獲得を狙っているBen WhiteをPotterがどう使うかは、彼の才能の深さ、可能性を考えると楽しみなところである。£20m以上のオファーでも拒否し、Brightonは絶対に、この22歳を降格争いをするチームに売りたくないようだ。このオファーが、Manchester Unitedや他の興味を示しているチームの場合、どうなるかはわからない。

ホームでChelsea、Unitedと戦い、続いてBrightonがリベンジを狙うSelhurst Parkのアウェイという3連戦があり、ここが、プレミアリーグ4シーズン目、どちらの道を進むかを決めることになるだろう。Potterは次のステップに進めるポテンシャルを持つエキサイティングなスカッドを用意したが、問題は選手たちがその理想を叶えられるかどうかだ。

 

 

過去5シーズンの順位

2015-16 チャンピオンシップ3位

2016-17 チャンピオンシップ2位

2017-18 15位

2018-19 17位

2019-20 15位

 

昨シーズンの成績

Win   9

Draw  14

Lose   15

 

The manager 監督

タッチライン際での振る舞い

緻密な企画者で、スウェーデンフットボールのÖstersundで監督のキャリアをスタートした元StokeとWest Bromのディフェンダーは、試合中、全体にプレーから目を離さない。そして彼のやり方は支持されているようだ。

メディアなどでの振る舞い

Potterは、大胆な予想をしたり、大勝で、大敗で調子を変えたりする人間ではない。しかし、奇妙なライナーを飛ばしてくるときもあります。例えば、スタジアムにファンが入れない状況に関して、「それは私のここでの監督のキャリアを伸ばすことにつながったかもね」と変なくぎを刺すような発言をする。

 

The key 重要ポイント

キャプテンでもあり、ディフェンスの中心のLewis Dunkは新たに5年契約を結び、噂されていたChelseaへの移籍という疑惑に終止符を打った。Brightonで生まれ、Brightonで成長し、300を超える出場経験があるDunkは、初の5シーズン連続残留を目指すBrightonの心臓である。

 

The owner オーナー

ポーカーの世界ではリザードと呼ばれる、ギャンブル好きのTony Bloomは、保守的なファンたちがまさか8年以内にプレミアリーグの舞台にいるとは信じられなかったのにもかかわらず、2009年に新しいスタジアム建設という大掛かりな計画に£90mの投資を行った。さらに、いくつかの巧妙な人事的采配と賢明な補強を行い、Brightonがピッチで進歩し続けること貢献した。

 

Young blood 若手選手

16歳のころSouthamptonから放出されたのをBrightonが救った、Ben WhiteはLeedsでの活躍で多くの人から賞賛を得ている。Newport County、Peterborough、Leedsなどのローンを経て、100試合以上の出場経験があるが、Brightonにおいては、2016年におけるEFL Cupでの、たったの2試合しか出場していない。だが、プレミアリーグでのデビューは遠くないだろう。

 

New blood 新加入選手

£900,000を使って獲得したVeltmanとの契約は、かなりいいお買い物と証明されるだろう。闘病中の元AjaxのAbdelhak Nouriの背番号34を背負う、28歳のVeltmanは、オランダ代表で20以上の試合に出場し、2018年4月に重度の膝の怪我をしたが、回復に至っている。

 

Euros vision Eurosに出場できそうな選手

Dunkは、2018年にアメリカ戦以来、Gareth Southgateによって除外され続けており、多くのBrightonファンが頭を抱えている。また、 別の強烈な出来事もDunkを論争に追い込んでいるので、SouthgateはまたWhiteとLampteyの活躍を見守るだろう。

 

www.theguardian.com